古代ものづくり体験活動 以下2020年度分

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藍染め体験(3/17)

 今西会長以下10数名のメンバーが集まって藍染め体験をさせていただきました。

 結果として、以下の手順で思いのほか上手く出来たという声が聞こえていましたが、この体験をさせていただくために、もの作りリーダーの山本さんと舩木さんのお二人に長期間に及ぶ準備をしていただき、当日もご指導いただいて楽しいひとときを過ごさせていただきました。 ありがとうございました。

 また本日は、藤原英則さんのご紹介で「中村さん」という女性が新メンバーとして参加して下さいました。

 中村さん、今後ともよろしくお願いします。


乾燥させた藍の葉のみを100g準備し、たっぷりのお湯(水から投入)で葉についているゴミなどを洗い落とします。

 染薬として「ハイドロサルファイト」「ソーダ灰」を各16グラムづつ1.6リットルの水に入れ、洗い終えた藍の葉を投入し軽く沸騰させたら、水を絞り切ります。

 

 この作業を3回繰り返すことで、染液4.8リットルが出来上がります。

 染液に綿や絹(ハンカチ・マスク・Tシャツ等)をじゃぶじゃぶと30秒から1分程度でしょうか、浸けることで、素材によって若干の色の違いなどがありますが比較的簡単に染まります。

 

 これを軽く絞ってから水洗いし、適当量の「酢」を入れた水で再度軽く洗って色を鮮やかにし、改めて水洗いした後、陰干しをすれば完成です。

 染める前に布をつまんで輪ゴムなどでとめたり、布自体を結ぶなどすると味わいのある物が出来るように思います。


唐古・鍵遺跡公園で「火熾し・赤米炊飯体験」(2/27)

 好天のなか唐古・鍵遺跡公園事務所主催の「火熾し・赤米炊飯体験」に支援隊も参加させていただき、体験希望の予約をしてくれた子供達や保護者の方など10数名の参加を頂いて楽しいひとときを過ごしました。

 火熾し体験では全ての参加グループが火熾しに成功して大きな歓声を上げてくれており「昔の人は大変だったんですね」等の感想も聞かせてくれていました。

 赤米炊飯にも成功し、皆さんに「美味しー!」と絶賛していただいたのですが、今日はその赤米をいただく前に

公園副所長の福本さんが自宅の家庭菜園で収穫したという安納芋を沢山持ってきて下さったことから赤米の横で焼き芋にさせていただき、やはり参加者の皆さんに食していただいたところ、これが絶品で、赤米が少しかすれてしまうほどの美味しさでした。 福本副所長、ありがとうございました。

報告:撮影~藤原T

 今日の史跡公園『弥生体験』は支援隊12人と支援隊見学者2人に子供や保護者11人と史跡公園事務所の皆さんで☀️の下で、賑やかに行いました。参加者の方々も『赤米ご飯美味しい、又来ます』と満足して帰られました。コロナ禍の中、私達もやれて良かったと幸せ感じられた一日でした。

報告:今西会長


唐古・鍵遺跡史跡公園『小さな秋まつり』に参加(11/8)

『小さな秋まつり』が東屋前にて催されました。

空は青、史跡公園の木々は色づいて爽やかな風が吹いていました。

7人の支援隊メンバー参加~火熾し・弥生式土器での赤米炊飯~火がつき、美味しく炊き上がりました。

今、快い疲れを感じています。文化財保存課の山本さんも見に来て下さいました。

 

京都からの辻先生グループは古墳時代のかまどで土器のお釜で黒米炊飯、史跡公園の方々は新米で炊いて食べ比べも出来ました。実況報告:写真共今西会長

 

・雨のため一日延期されての実施にもかかわらず、多くの支援隊員参加いただくありがとうございました。


天平祭に勾玉作り体験で参加(10/24)

 半年以上続くコロナ禍ですが、実行委員会の皆さまのおかげで今年も天平祭が開催され支援隊も参加させていただく運びとなりました。

 しかし、密にならないための工夫を優先されることから、従来のようなフードコートの出店はなく、農産物販売の数店を含めたもの作り体験コーナーが10数店というこぢんまりしたテント村になりましたが、今回はコロナ禍の特徴として、敢えてその場(テント)では作らず「自宅に持ち帰って作ります」と言って勾玉セットを購入していかれる方が多く見られたように思います。

 なお天平祭は今日(25日)も、来週の土・日曜日(31・1日)も10:00~16:00の時間帯で開催しておりますので、まだ勾玉を作ったことが無いという方はこの機会に是非体験してみてください。


天平祭(10/31)


天平祭(11/1)


 10/ 6(火) 午前中青垣工作室にて粘土カット・勾玉セット実施